HOME>自律神経失調症とは?>自律神経失調症と似ている病気 その5
めまいには、体がフラフラするように感じる、浮動性の真性めまいと、周囲がぐるぐる回るように感じる、回転性の仮性めまいの、2種類があります。
浮動性のめまいは、過労や精神的なストレスが原因となって自律神経が乱れた時に起こるもので、自律神経失調症の症状の1つでもあります。回転性のめまいは、「メニエール病」、「動脈硬化性循環障害」、「脳腫瘍」など、自律神経失調症ではなく内耳や脳の障害のケースもあります。
めまいというだけでは、自律神経失調症からくるものかどうか判断できません。頻繁に起こるようなら、診察を受けた方がよいでしょう。
耳の内耳は、骨と膜の二重構造。
膜の内側はリンパ液(内リンパ液)で満たされています。
このリンパ液の調整がうまくいかなくなり、内リンパ水腫をつくって神経を圧迫して、めまい、耳鳴り、難聴などのさまざまな症状があらわれるのが、メニエール病です。立っていられないほど、平衡感覚をなくすときもあります。
メニエール病は、30歳代から50歳代の働き盛りの人がかかりやすく、男性に多い傾向があります。仕事や人間関係などで、人一倍緊張感が続いていたり、責任感が強く、働き過ぎで、強いストレスの中で生活をしている人にかかりやすく、自律神経失調症からくる症状かもしれません。
女性は更年期になると卵巣の機能が衰え、ホルモン分泌が低下して、閉経をむかえます。この時期は、ホルモン分泌の変化によって、体にも精神的にも不調が起こりやすくなります。
これは更年期障害とされていますが、実際には、ホルモン分泌によるものだけでなく、子供の自立や親の死による喪失感、孤独感、老いへの自覚、老後への不安などの精神的なストレスによって、自律神経失調症の症状があらわれるケースが多いのです。
ホルモンバランスも自律神経失調症とは関係が深いので注意が必要です。
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