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自律神経失調症を知ろう

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自律神経失調症の原因

自律神経失調症の最大の原因とは?

カテゴリ:自律神経失調症の原因

自律神経失調症の最大の原因は、ストレスです。

「ストレス」と言われてパッと思いつくのが、人間関係や仕事のストレスなどでしょう。
しかし、それ以外の実にたくさんのものが、ストレスとなっています。

暑い、寒い、電車の騒音、季節の変わり目、引越、結婚、出産、など、生活の中での
環境の変化は、それがイヤなものでも楽しいものでもすべてがストレスとなるのです。

 

精神的な負担は、心のストレスになります。
不規則な生活習慣は、体のストレスになります。
自律神経失調症は、心や体のストレスに対して過敏に反応した結果、といえるでしょう。

自律神経失調症の治療は、まず「何にストレスを感じているのか?」と、原因を見つめ
なおすことから始まります。

 

ストレス源とストレスの違い

ストレス源とは、あらゆる環境の変化や刺激のこと。
仕事、転職、人間関係、騒音、引越、子供の独立、定年、などですね。

ストレスとは、そのストレス源が原因となって受ける、心や体の状態のこと。
不安、緊張、怒り、落ち込み、などの心の状態や、
動悸、筋肉の緊張、頭痛、足のふるえ、などの体の状態です。

 

ストレス源がすべてストレスになるわけでもありません。
また適度なストレスは、かえってメリハリのある生活、健康な体のために必要。
問題は、許容範囲をこえるストレスによって、うまく適応できなくなることです。

さらに問題なのは、本人がストレスだと感じないのに、
実際にはストレスとして蓄積してしまうことです。

次回は、ストレス源には何があるか、ご紹介します。
ご自身の生活と照らし合わせて、チェックしてみてくださいね。

 

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ストレス源のすべて  〜こんなものまでストレスに〜

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ストレス源には、「身体的なストレス」と「精神的なストレス」 とがあります。
どちらも、自律神経失調症の原因となりうるものです。

身体的なストレス とは、体が感じるもの。
長距離通勤、寝不足、疲労、暑さ寒さ、かなりの空腹、などです。

精神的なストレス とは、心が感じるもの。
不安、悲しみ、落ちこみ、怒り、不満、などです。

 

【身体的ストレス

1.外的ストレス

 (1)物理的な原因・・・暑さ、寒さ、強風、豪雨、など

 (2)環境的な原因・・・騒音、暗さ明るさ、ほこり、蛍光灯、パソコン、ゲーム、など

 (3)肉体的な原因・・・病気、けが、持病、長距離通勤、夜勤、極度の早起き、など

 (4)化学的な原因・・・空気汚染、食品添加物、お酒、たばこ、など

 (5)生物学的な原因・・細菌、ウィルス、花粉、など

 

2.内的ストレス

 (1)運動関係・・・運動不足、はげしい運動、負荷の大きい運動、など

 (2)食事関係・・・食べすぎ、小食、偏食、栄養不足、など

 (3)睡眠関係・・・睡眠不足、寝すぎ、夢、など

 (4)生活関係・・・不規則な生活、夜更かし、など

 (5)その他・・・・妊娠による身体的変化、月経、など

 

【精神的ストレス

1.社会的ストレス

 (1)仕事関係・・・就職、転勤、単身赴任、昇進、左遷、転職、失業、ノルマ、など

 (2)学校関係・・・入学、転校、クラス替え、成績不振、いじめ、など

 (3)家庭関係・・・結婚、離婚、引越、子供の反抗期や独立、同居、別居、家計、など

 (4)人間関係・・・上司、部下、取引先、隣人、サークル、PTA、恋人、嫁姑、など

 

2.心理的ストレス

 (1)身体関係・・・疲労、病気、けが、妊娠、出産、など

 (2)喪失体験・・・愛する家族や友人・ペットとの離別・死別、など

 (3)その他・・・・将来の不安、恐怖、家族や社会への怒り、失恋、失敗、挫折、など

 

 

これらはすべて ストレス源 です。
これらを受けてストレスが蓄積することが自律神経失調症の原因でもあるのですが、
すべてが ストレス となるわけではありません。

同じストレス源を受けても、ストレスになる人もいればストレスにならない人も。
ストレスになるかならないか、の違いは次回お伝えします。

 

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ストレスになるか、ならないかの違いとは?

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ストレス源には、「身体的なストレス」と「精神的なストレス」 とがあります。
実にたくさんのストレス源があることは、前回紹介しました。

ところで、同じようなストレス源を受けても、
ストレスと感じる人と、感じない人とがいます。

ストレス源をどう感じるか、は、
性格、気質、体質、体調、などによって、個人個人大きくちがいます。

 

 

大きな仕事をまかされた時に、
 「うわ〜、面倒なことをまかされちゃったよ。。。」 と思うか、
 「おっ、認めてもらえたんだ!これはチャンスだ。」 ととらえるか。

 

大きな失敗をした時に、
 「あぁ〜、怒られる。私ってホントにダメだわ。もういやだ。。。」 と落ち込むか、
 「起きたことは仕方がない。どこまで挽回できるか、次回にどう活かすか。」 と、
  前向きになれるか。

 

環境的なストレス源に対しても同じです。

普段からエアコンを使わないようにしている人は、
夏にエアコンが故障しても、暑さには強いので体にも負担が軽く、
 「汗かいても着替えればいいわ。エコよ、エコ。」と、気持ち的にもゆとりが。

いつもエアコンがんがんの人は、慣れない暑さに体もバテバテ。
 「ちょっとー、どうして壊れるのよ!暑くてたまんないわ!」と、気持ちもイライラ。

 

なんでもいい方に考える人、なんでも楽しめちゃう人、はストレス源に強くなるので、
自律神経失調症にもなりにくく、健康でいられるのです。

性格や気質、ものの考え方によって、ストレス耐性は大きく変わってきます。
次回は、ストレスに強い人・弱い人の傾向について少しくわしくお伝えします。

 

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ストレスに強い人・弱い人

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前回は、「同じストレス源を受けてもストレスになるかならないかの違い」について
お伝えしました。性格や気質、体質、体調、ものの考え方によって大きく違いが出る、
ということですが、もう少しくわしくみてみましょう。

 

ストレスに対する 強い・弱い は、成長の過程で形成された性格が大きな原因となって
いるといわれています。一般的に、次のような人はストレス耐性に弱く、慢性的にストレスを感じる傾向があるようです。

 

ストレスに弱い人の傾向

1.几帳面な人。完璧主義の人。
2.周りに合わせようとして、自分を犠牲にしたり、無理をする人。
3.感受性が高い人。神経が細やかな人。
4.1つのことにとらわれたり、些細なことが気になる人。
5.親にたよりがちな人。他人に頼りがちな人。

 

5.のような、依存心の強い人は、相手から愛情が感じられなくなったり、受け入れて
もらえなくなると、大きなストレスを感じます。依存の対象は、親や妻、夫だけでなく、
会社の上司や同僚のように「人」であるケースばかりではありません。

「仕事」自体に依存をしてしまうケースもあり、
休日(特に長期休暇)に何をしたらいいかわからなく落ち着かない、
定年退職したとたんに自分の存在意義を失い、自律神経失調症になるケースもあります。

「肩書き」や「地位」に依存している人も、その地位を失ったとたんに大きなストレスを
感じることもあります。

 

逆に、次のような人はストレスに強いようです。

 

ストレスに強い人の傾向

1.不愉快なことがあっても、すぐに気持ちを切り替えられる人。
2.人からどう見られているか、どう評価されているか、が気にならない人。
3.感情をのびのびと表に出せる人。

 

ストレスは、年齢層によってその要因が違います。
幼い子供にとっては、親の愛情の大きさがストレスになるでしょうし、
社会人にとっては、仕事のノルマや人間関係、転職がストレスに。

次回は、年齢層別のストレスの原因(ストレス源)について説明します。

 

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年齢層別のストレス要因

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わたしたちは生まれてから死ぬまでに、
人生のライフサイクルと関連したストレスを受けています。

精神的なストレスは、ライフサイクルの中で経験する出来事と深く関係しています。
そこで、ライフサイクルごとにストレス要因をみていきましょう。

 

乳・幼児期のストレス : 0〜5歳

母子関係、愛情不足、スキンシップ不足、離乳、両親の不仲、離婚、親の接し方、
入園、兄弟げんか

 

学童期のストレス : 6〜12歳

入学、転校、卒業、学校生活、教師や同級生との関係、親との関係、親の教育方針、
親の不在、成績不振、いじめ

※成績だけを強く重視する環境に育つと、その影響が大人になってから現われ、
成績不振やノルマへのプレッシャーが大きなストレスとなる。

 

思春期のストレス : 13〜18歳

第二次性徴、友人関係、いじめ、受験勉強、進学の失敗、進学への不安、
異性とのつきあい、反抗期、親との関係、成績不振、進学

※自己形成期にあたり、親との関係、友人との関係が大きく影響してくる。
身体的にも急激な成長期となるのでホルモンバランスが不安定となり、精神的にも
自己嫌悪、対人不信に悩むことも多い。

 

青年期のストレス : 19〜22歳

恋愛、失恋、進学、就職、就職への不安、就職の失敗、親からの自立、成績不振、
友人関係、人生や将来に対する不安・葛藤

※自分の志向が確立しはじめる時期。将来や行き方、自分のあり方などについて悩む。
恋愛関係、友人関係がさかんになり、外見への関心も強まる。

 

成人期のストレス : 23〜35歳

恋愛、結婚、配偶者との不仲、別居、離婚、夫婦関係、親からの独立、就職、
仕事上の問題、転職、転勤、通勤環境、友人関係、妊娠、出産、育児、親との同居

※人生の中でもっとも変化の起こる時期。
就職、結婚、出産、育児など人生における大きなできごとが続く。

 

壮年期のストレス : 36〜48歳

夫、妻、子供との関係、職場での責任、出世競争、成人病、親の介護、死別、
現状に対する不安、将来に対する葛藤

※人生でもっとも充実した時期でいろいろなことができる時期。
ただ不規則な生活習慣が体に影響しやすくなる時期でもある。
思春期をむかえる子供との関係や仕事のプレッシャー、リストラへの不安などが
自律神経失調症のきっかけともなる。

 

熟年期のストレス : 49〜69歳

子供の独立、更年期障害、定年退職、親の介護、親との死別、友人との死別、
老いの自覚、持病、経済的不安、老後の不安、政治への不満

※老いや人生の限界を感じ始める時期で、更年期障害の影響も受ける。
また、体力の低下やホルモンバランスの乱れ、やりがいの喪失などから
自律神経のバランスを乱すことも多い。

 

老年期のストレス : 70歳〜

妻や夫の病気・死亡、体力の衰え、自分の病気、長期治療、子供夫婦との同居、
老人ホームへの入居、生きがいの喪失

 

◆    ◆    ◆    ◆    ◆    ◆    ◆

 

現代社会では、ストレスが原因となって今までになかった症状を持つ人が増えています。
次回はそんな 「ストレス・シンドローム」 についてお伝えします。

 

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