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カテゴリ:自律神経とは
私たちの体には、頭の先から足の先まで、神経が張りめぐらされています。
このシステム全体を 「ナーバスシステム」 といいます。

その中の「末梢神経」は、
1.体性神経・・・知覚や運動をつかさどる神経
自分の意思で体を動かすための神経
2.自律神経・・・生命活動をつかさどる神経
自分の意思と無関係に各部分をコントロールしている神経
の2つに分かれています。
自律神経は、自分の意思とは関係なく、
刺激や情報に反応して、からだの機能をコントロールしています。
たとえば・・・
運動すると脈拍がはやくなる
⇒運動すると筋肉は多量の酸素を消費します。
これに反応して、脈拍をはやめ、筋肉に酸素を運ぼうとしている。
暑いと汗をかき、寒いと鳥肌がたって体がふるえる
⇒体温を下げるために汗をかく(汗が蒸発する際の気化熱で体が冷える)。
体温を上げるために、筋肉を小刻みに動かす。
寝ているときは、脈拍数が少ない。
⇒むだなエネルギーを消費しないように、基礎代謝を下げている
(生命を維持しながら、体が必要な休息がとれるように調整している)
細菌が入ってきても、すぐ病気にならない
⇒免疫系にはたらきかけて、必要な部隊が攻撃側と防御側にわかれて
細菌から体を守りながら撃破する。
自律神経は、状況にあわせて体を適応させるために、
体の中からと、外からの情報や刺激にあわせて、自動的に作動しています。
おどろいた時に、心臓がドキッとしたり、
おおぜいの前でスピーチをする時に、心臓がバクバクと緊張したり。
これも、自律神経のはたらきです。
自律神経はすべての動物が持っていますが、
感情をもつ高等動物ほど、その影響は大きくなります。
ストレスなどで、体調をくずすのは、
ストレス(感情) ⇒ 自律神経のみだれ ⇒ 生命活動の乱れ ⇒ 体調不良
となるわけですね。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの神経からなっています。
交感神経・・・活動・緊張・ストレスの神経(おもに昼間の活動中)
副交感神経・・休息・修復・リラックスの神経(おもに夜間の睡眠中)
昼間の活動で疲れたり故障した体を、
夜間の睡眠で休息させて故障を修復して、元の元気な状態に戻す。
交感神経と副交感神経の2本立てで、元気な状態を維持できるしくみとなっています。
次回は、『交感神経』について詳しく説明します。
カテゴリ:自律神経とは
自律神経は、 交感神経 と 副交感神経 の2つから成り立っています。
交感神経 と 副交感神経 は、体の同じ器官に対して、
『相反するはたらき』 をすることで、体の機能を調節しています。

たとえば血管で見てみると、このように正反対にはたらきます。
・交感神経・・・血管が収縮する(ちぢむ)
・副交感神経・・・血管が拡張する(ひろがる)
交感神経は、活動・緊張・ストレスの神経。
活動している時や、怒り、不安、恐怖、緊張、している時にはたらきます。
血管がちぢんで、心拍数が増え、筋肉が緊張して、状況の変化にサッと対応できるよう、
からだが準備をしています。
反対に、副交感神経は、修復・休息・リラックスの神経。
睡眠中や、安定している時、ゆったりと落ち着いている時にはたらきます。
血管がひろがり、心拍数が少なく、筋肉もゆるんで、体の疲労や故障の修復を
おこなっている大切な時間です。
心配ごとがあったりストレスが強いと食欲がなくなる、と感じたことありますよね。
これは、
ストレスによって交感神経がはたらく
⇒ 胃腸のうごきや消化液の分泌をおさえる
⇒ 食欲がなくなる
という、自律神経のしくみなんです。
人前でスピーチをする時にドキドキする、というのも、
緊張によって交感神経がはたらく
⇒ 血液がちぢみ、心拍数があがる(増える)
⇒ ドキドキする
という、しくみです。
ストレスの多い生活、体に負担のかかる食事、長時間のテレビ、ゲーム、
お風呂ではなくシャワーの生活、寝不足、パソコンの仕事、蛍光灯のあかり、などは
交感神経をはたらかせる原因。
この時間が多ければ多いほど、
・筋肉がかたくなる
・血管がちぢむ
・血液がながれにくくなり、栄養、酸素、体温が行き届かない
・リンパの流れが悪くなり、老廃物、疲労物質が排出されない
・疲労が十分に回復されず、疲れや不調がたまる
という悪循環におちいります。
交感と副交感の2つの神経。
バランスよく保たれていることが一番大切なことです。
次回は、副交感神経のはたらきについて、紹介します。
カテゴリ:自律神経とは
自律神経は、 交感神経 と 副交感神経 の2つから成り立っています。
交感神経は、活動・緊張・ストレス。
副交感神経は、休息・修復・リラックス。
交感神経 と 副交感神経 は、体の同じ器官に対して、
『相反するはたらき』 をすることで、体の機能を調節しています。

副交感神経は、睡眠中や、食事中、ゆったりと落ち着いている時にはたらきます。
血管がひろがり、心拍数も少なく、筋肉もゆるんで、
体の疲労や故障の修復をおこなっている、大切な時間です。
心臓などの活動を減らして、安定させ、エネルギーを蓄えるようにはたらきます。
心配ごとがあると、食欲がなくなりますよね。
でもその心配ごとがなくなって、
「ホッとしたら、なんだかお腹がすいてきちゃったわ。」
というのは、交感神経から副交感神経に切りかわって、
胃腸のはたらきが活発になったからです。
また、モノを食べたり飲んだりすると、副交感神経が活性化されます。
これは、消化器と副交感神経がつながっているから。
例えば、ストレスがたまった時に・・・
「お酒を飲んだり、甘いものを食べたりしたら、
なんだかスッキリ、ストレス解消になったわ。」
というのも、モノを飲んだり食べたりすることで、副交感神経がはたらいて、
体や心の疲れを修復してくれたからなのです。
つらいことがあると、それがストレスとなって交感神経が活性化します。
でも、おもいっきり泣いたらチカラが抜けてスッキリした、という経験ありませんか?
うれし涙でも、悔し涙でも、感動した涙でも、
涙を流すと、副交感神経が活性化されるんです。
さて、わたしたちの体を支えているのは、筋肉です。
その筋肉には、血管、リンパ腺、神経、が通っています。
筋肉は、自律神経とはとても密接な関係でつながっています。
次回は、筋肉との関係について説明します。
カテゴリ:自律神経とは
わたしたちの体を支えているのは筋肉です。
筋肉がなければ、立つことも、座っていることもできません。
ということは、筋肉の状態は健康状態と深いつながりがあるのです。
交感神経では、筋肉はかたくなり、
副交感神経では、筋肉はやわらかくなります。
それぞれ、どのような状態か、見ていきましょう。
筋肉の中には、血管、リンパ腺、神経、が走っています。
そこで、ホースに水を流すたとえで、説明するのがわかりやすいでしょう。
ホースの口を指でギューッとつまむと、
水は シューッ と勢いよく出ますよね。
つまんだ指を戻すと、
水は トロトロ〜 とゆっくり流れます。
筋肉がかたくなる
⇒ 血管が、ギューッと収縮する(ちぢむ)
⇒ 血液の流れが悪くなるので(血流障害)、血圧を高くしてシューッと流す
筋肉がやわらかくなる
⇒ 血管が、フワッと弛緩する(ゆるむ)
⇒ 血液の流れがよくなるので、血圧が下がって安定する
これだけ見ると、副交感神経の方がいいように思えますが、
大切なのは 『両者がバランスよくはたらくこと』 です。
血管が収縮している方が、血液の流れが速くなって、栄養や酸素がすばやく全身に
運ばれます。だから活動できるし、とっさの変化に対応できます。
これが、交感神経が優位の状態。
でも、こればかりでは心臓が疲れてしまいます。
筋肉もかたく緊張しっぱなしなので、
血液もながれにくいし、疲労物質も排出されず、疲労がたまる一方。。。
休息・リラックスできる時は、栄養や酸素を急いで全身に補給する必要がないので、
心臓もゆったり休めます。これが、副交感神経が優位の状態です。
ただし、副交感神経ばかりが優位だと、血液が シャーッ と流れないので、
酸素や栄養が、全身のすみずみにまで行き渡りにくくなります。
これが、脳軟化症(脳梗塞)の原因にもなります。
とはいえ、一般的な現代人は、多忙な仕事やストレス、食生活や睡眠不足で、
交感神経の方がはたらきすぎ!
副交感神経を優位にするように気をつければ、
自然と、ちょうどいいバランスになるのではないでしょうか。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
次回は、脳と自律神経との関係、さらには、
自律神経が生命をまもっているメカニズムについて、説明します。
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