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自律神経失調症の検査の流れは、次の4つ。
ここでは 4.心理テスト についてくわしく説明します。
『除外診断』で、ほかの病気の有無を調べ、
『自律神経機能検査』で、自律神経そのものの働きを調べた後は、
『心理テスト』で症状の背後にある心理的要因を調べていきます。
自律神経失調症の多くは、心理的な要因が深くかかわっていますので、
その心理的要因を探ることが、診断や治療において重要となってきます。
基本は面接や問診ですが、同時に質問表に記入してもらうケースがほとんど。
質問表には、体の状態だけでなく、心理状態についても記入します。
心理テストには、性格的特性をみるもの、行動特性パターンをみるもの、
神経症傾向をみるもの、ストレス耐性をみるもの、などさまざま。
では、さまざまな心理テストについて、紹介していきます。
心と体の症状からチェックする心理テストです。
体の症状についての43の質問と、精神的な症状についての51の質問に答えることで、
自律神経失調症のタイプを調べていく心理テストです。
現在のストレス状態がどの程度かをチェックする心理テストです。
ストレスに対する強さ、耐える力をチェックする心理テストです。
CMIは、アメリカのコーネル大学で開発された、心理・性格テスト。
全204項目の質問によって、心身全般をチェックします。
もともとは、神経症の傾向をみるために開発されたものですが、
自律神経失調症の診断にもよく用いられます。
心の質問だけでなく、体の質問も含まれる「心身全般」のチェックなので、
心理テストに抵抗のある人にも受けいられやすくなっています。
アメリカのギルフォード博士らが作成した性格テストを、
矢田部氏らが日本人向けに改定したもの。
社会適応性、性格安定度、活動性、社会的な外向性・内向性などを調べることで、
社会的ストレスに対する耐性度や性格の傾向を知るための検査です。
日常生活の中で、不安や恐怖をどの程度感じるかを調べる検査。
簡単に不安状態を調べることができるので、神経症型自律神経失調症かどうか、
このテストでわかる場合があります。
クレッチマーの精神学的性格分類を基に考案された検査。
循環気質、分裂気質、粘着気質、神経質、ヒステリー気質などを調べます。
これらの要素の多い人は、自律神経失調症になりやすいといわれています。
ミネソタ大学で開発されたテスト。
心気傾向、抑うつ傾向、ヒステリー傾向があるかどうか、社会的か非社会的か、
男性度・女性度などを調べて、多面的に人格を判断するテストです。
交流分析を基にした心理テストで、
対人交流パターンを調べることによって、自我の状態を知るもの。
※交流分析はあらためて詳しくご紹介します。
人間の心の中には、
の5つの面があると考えて、その中のどのパターンをとる傾向が強いのか、を
調べることで生き方に対する態度を判断するものです。